映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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読書記録「スタッキング可能(松田青子)」

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評価:
松田 青子
河出書房新社
¥ 1,575

 【感想】
何やら一部で話題になってる作品らしいこれ。ちょっと興味があったので読んでみました。

読んでみた感想は…ごめんなさい。僕にはどこが面白いのかわかりませんでした。。。

本に仕組まれてる仕掛け事態は気づいたんですが、どこをどう解釈したから面白い!ってなるのかイマイチピンと来ないんですよね。。。

ただ、一部の人には大絶賛されてるようなので、「つまらない本」というわけではなさそうで。

この本を読んで面白い!と思った方、ぜひ僕にその面白さを教えて欲しいです。。。


以下、印象的な短編の感想です。
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☆スタッキング可能
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とあるオフィス内で、A田さんやらB田さんやらC田さんやらD田さんやらE野さんやらF野さんやらが会話をしているというお話(謎)

「おれに優しくしてくれないなんてあの子はレズピアンだ!」とかいうわけのわからない男同士の会話だったり、

男性社員が側にいるのに「いい男いないよねー!」な女同士の会話だったり、

個々の会話事態はなかなかシュールだなーとは感じたんですが…

全体を通して読んでみると、何がいいたいのかイマイチよくわからなかったです。

『スタッキング可能』っていうのがある意味キーワードではあるんですが...

この意味を知っても「だから何?」って思ってしまった僕は明らかに楽しめてないですよね(^_^;)

せっかく読んだので、「この本すごい!」な熱気を味わいたかったです。。。


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☆ウォータープルーフ嘘ばっかり!
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「ちふれ」こと「全国地域婦人団体連絡協議会」のメンバーが漫才(?)を繰り広げるというお話。

さきほどの「スタッキング可能」は意味不明だったんですが、こちらの漫才(?)の方が素直に楽しめました。

何気に「ウォータープルーフ」が何なのか知らなかったりもしたんですが…

「30過ぎてんのに女子とか言ってんじゃねぇ!」とか「落ちないマスカラなんて嘘ばっかり!」とか「ダンナの飲み会男だけとか嘘ばっかり!」とか唐突に始まる主張がユニークで面白かったです。

世の中「嘘じゃんコレ!」的なことってあふれてますよねー(謎)

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本 【その他】 | comments(0) | -

映画鑑賞記録「ウォーム・ボディーズ」

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【あらすじ】
ゾンビと人間とが戦いを繰り広げていた近未来。ゾンビになってしまって過去の記憶を思い出すことができなくなってしまっていたRは、ある日、突如やってきた人間たちの一人であるジュリーに恋をしてしまった。ジュリーをむざむざとゾンビの餌にしたくはない。そう考えたRは他のゾンビたちに隠れてジュリーを助けることにしたのであったが…。

【感想】
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☆ゾンビが人間に恋をして
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人を喰らうゾンビが、自分を撃ち殺そうとしてくる人間に恋をしてしまった!というお話。

意外とゾンビが主人公の物語ってないような気がするし、しかもそれがラブストーリーだ!っていうのがなかなか斬新で見てきました。

ゾンビなので若干描写にグロいところがなくはないとはいえないですが…

ちょっとダークなラブコメって感じがなかなかよく出来ててよくできてますね。


姿勢が悪くて、あんまり会話ができなくて、人間を食うことをやめられない人間の天敵ゾンビ。

でもでもそんなゾンビだってなんにも考えてないわけじゃないし、恋だってしちゃう!

実際に女の子にキュンとしちゃったり、デートしてるシーンはなかなかシュールではありましたが...

そんなありえない感じが割と好きでした(笑)


ただ、あのゾンビくん。

ゾンビのくせにイケメンすぎるのが難点ですね(笑)

ゾンビの役なのにあんまりゾンビに見えない!(笑)

まぁ本格的なキモイゾンビが恋してたらそれはそれでグロテスクな展開になっちゃうので映画的にはNGなんでしょうけど、そこんとこがちょっと気になりました。

★★★★☆
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映画鑑賞記録「劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日」

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【あらすじ】
本能寺の変直後の動乱を取材するため、タイムワープして戦国時代へと降り立った沢嶋。彼は幻の茶器・楢柴を持つ商人に密着取材することにしたのであったが、ある日、明らかに未来人と思われる山伏に襲われ、茶器を失ってしまう。茶器がなくなってしまったら歴史が変わってしまう!そう判断した沢嶋は上司の指示もあり、茶器を求めて別の時代へと飛び立つのであった…。

【感想】
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☆突っ込みどころ満載なような…
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過去にタイムスリップして、歴史上の人物に密着取材をする!というちょっと変わったタイムトラベルものですね。

なにやらドラマをやってたらしいですが…ドラマ版は見ずに映画版を見てしまいました(笑)

感想は…やっぱりタイムトラベルものだけあって、タイムパラドックス〜の部分がよく考えるとややこしいことになっちゃうなーって感じでした(^_^;)

あの時、あの場所であれがなくなってしまったから、歴史が変わってしまった!

じゃあ代わりにあそこから持ってくればいいじゃないか!ってことで別の時代から持ってきたら…明らかにおかしいでしょ!ってな感じで(笑)

ある意味同じものが2個その時代に存在してるような気がするんですが…

そういうツッコミは入らずに、よくやった!みたいな感じで話が進んでいくのが違和感ありありでした(笑)


…っていうかそもそも奇抜な格好をした未来人が、過去の人間にインタビューしてる時点でおかしいですよね(笑)

アヤシイやつめ!ひっ捕らえろ!!で殺されてもおかしくないなって思いました。


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☆でも設定は面白い
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でも、そんな細かいところは気にせずに見るのがいいんでしょうね。この作品。

過去に起こった歴史上の謎をスクープしに行く!ってのもなかなかユニークな発想で面白いし、

安土城焼失事件という歴史ミステリー(?)を追いかけて、一応の解を求めるっていうのも、かなり強引ではありましたがなかなか面白かったかなと思います。

ストーリーこそご都合主義というか、なんかかなりおかしな点はありましたが、まぁこれはこれでありかなーって思えた作品でした。

ちょっとドラマ版も見てみたくなりますね。

★★★☆☆
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読書記録「高校入試(湊かなえ)」

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 【あらすじ】
県下有数の進学校、橘第一高等学校。そこは、毎年東大合格者も数人排出している名門校でなのだが、そんな橘第一高校の教室の黒板ににとある脅迫文が貼りだされた。「入試をぶっつぶす」入試も間近に迫った今、教師たちはなにかのいたずらだろうと考えるのであったが、何かが起こるのではないかと一抹の不安も覚えるのであった…。


【感想】
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☆高校入試の裏側…
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「入試をぶっつぶす」と予告され、入試当日に次々に事件が起こる…って話ですね。

僕は学校関係者じゃないので、入試の日に学校の先生達がどんな苦労してたのかは全然想像もしたことがなかったんですが…

教師のミスが生徒の一生を左右してしまうかもしれない!

なんて考えると、試験の準備とか監督とか採点とかする教師たちのプレッシャーはものすごいんだろうなーってのを感じました。

学校の先生もなかなか大変ですよね。


で、その中でも特に大変だなーって思ったのが…やっぱり採点の部分ですよね。

コンピュータで自動的に一斉採点…なら楽でいいんでしょうけど、入試は筆記試験だから、教師が1問1問答えを確認しながら採点をしなきゃいけなくて、

しかも、記号問題ならまだしも、記述式だと、答えがあっているのかどうかを教師自身が考えながら採点しなきゃいけなくて。

教師だって人間だから採点ミスもするだろうし、記述式だとどれが○でどれが△かなんて…判断基準がすごく難しそうなので頭の痛くなりそうな作業だなーってのを感じました。(^_^;)

1点の違いが生徒の一生を左右してしまうことになるかもしれないので、いい加減に採点するわけにはいかないですが、改めてしんどそうな作業ではありますよね。

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☆携帯電話問題…
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あと、ちょっとネタバレではありますが、試験中に「携帯電話が鳴ってしまった」場合の対処ってのもなかなか難しいなーって感じました。

「携帯電話が鳴る」=「不正行為」とみなして、その受験生の試験を終了させるのか、はたまた無罪と判断して試験を続行させるのか。とか、

また、携帯電話が鳴ってしまったことにより、うるさくて試験に集中できなかった!のを考慮して試験の点数を数点加算するのか、しないのかとか。

さらには、携帯電話問題に応じてクレームを言ってきた親の言いなりになるのかならないのか。とか。

最近は昔にはなかった携帯電話とかモンスターペアレントとか面倒くさい事柄がますます増えていて、ますます大変なのかなってのを感じました(^_^;)

ちなみに、事件ってのはこれだけじゃなくてこれ以上のことも次々に起こっていくんですが…

こんなこと実際にされたら受験生にしろ、教師にしろたまったもんじゃないなって思いました(^_^;)

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本 【湊 かなえ】 | comments(0) | -

映画鑑賞記録「スター・トレック イントゥ・ダークネス」

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【あらすじ】
西暦2259年。USSエンタープライズの船長であるカークは、副長であるスポックを助けるため、重大なルール違反を犯してしまった。彼の命を助けるためだとはいえ、規則を破ってしまった罪は重い。彼は、船長の座を降ろされることになってしまうのであったが…。

【感想】
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☆戦略的な雰囲気が楽しい
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こちらもシリーズ全部を見てるわけじゃないですが…前作は見てたので見てみました。

感想は…普通のアクションものと違って戦略的要素が感じられるところがなんか面白いなって思いました。

普通のアクションものだと、強いヒーローみたいな人がいて、悪いやつがいて、そいつと戦って勝つ!っていうのが王道かと思いますが…

SFっていうか、こういう感じの作品だと、誰か一人強い人が一人いただけじゃ勝てない!ってのがいいですよね。

いくら天下無敵のスーパーマンみたいなやつがいたとしても、ミサイル打ち込まれて、載ってる宇宙船自体を撃破されちゃったら元も子もないですからね(笑)

また、戦闘能力はそんなに高くなくても、作戦次第では自分よりレベルが上の戦艦に打ち勝つことができたり、

あるいは、巧な交渉術で、戦況を有利な方向に導いたり〜なんて一発逆転な感じがあったりするのも楽しめました。

シンプルなストーリーでないからこそ、見ていて面白いなって思いました。

★★★★☆
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読書記録「ひらいて(綿矢りさ)」

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評価:
綿矢 りさ
新潮社
¥ 1,260

 【あらすじ】
普段は無口で地味な彼。いつの頃だろうか、私は、そんな彼のことが気になるようになった。ある日、私は、そんな彼が誰かからの手紙を隠れて読んでいるところを見つけてしまった。一体誰からの手紙だろう?彼のことが気になって仕方がない私は…。

【感想】
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☆こじらせ系女子!
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最年少芥川賞受賞で一時期話題になっていた綿矢りささん。

それが原因なのか一時期小説を書けなくなってしまったそうなのですが…

最近なにやら「こじらせ系」で復調してきてるらしいです。


個人的にはこの作品がその「こじらせ」が際立ってる作品なのかなって思ったんですが…

好きな男の子にストーカーまがいの行為をして...

彼が付き合ってる彼女に接近して友達になって…

挙句の果てには、彼や彼女にあんなことやこんなことまで!!

ってな感じですごいことを次々にやっちゃう主人公がかなりこじれていて(壊れていて?)なんかすごかったです。


まさに何この女こわーい!な展開なので、普通に読んでるとちょっと引いてしまうかと思うんですが…

何かに吹っ切れてしまったのか、なんかかなりぶっ飛んだ感じになってるので、逆に読んでて楽しくもありますねー(笑)

ちょっとエロ系でもあるので、そういうの苦手な人にはオススメできませんが、壊れかかった(?)綿矢ワールドを味わってみたい人はチャレンジしてみるのもいいかもしれないなって思いました。

デビュー当時と比べると、ちょっとびっくりするかと思いますよー(笑)


本 【綿矢 りさ】 | comments(0) | -

読書記録「リプレイ2.14(喜多喜久)」

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 【あらすじ】
東大農学部院生の浅野奈海。彼女は、2/14のに片思い中の彼にチョコレートを渡すつもりで必死に頑張っていたのであったが、当のバレンタインデー当日、彼女に待ち受けていたのは、彼の変死という悲痛な出来事であった。だが、そんな彼女を神様(?)は見捨てなかった。突如死神の名乗る謎の人物が現れ、10回だけ人生をやり直すチャンスをくれるというのだ。彼女は愛しの彼を助けるため、過去に戻ってやり直すことにしたのであったが…。

【感想】
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☆リプレイリプレイ!
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何故か死んでしまった片思いの彼を助けるため、『リプレイ』を繰り返すという話ですね。

普通の人生だったら『リプレイ』なんてできないので、あのときああしていればよかった!なんて後悔をするもんですが…

あそこがダメだったからリセットしてやりなおそう!な展開が、ちょっとゲームみたいでなんか面白かったです。

(何度もやり直せる感じが、「かまいたちの夜」とかのサウンドノベル風味ですね)

ただ、なんどやり直してもやり直してもバッドエンドに繋がってしまって…

運命の神様もなかなかひどいなーって思ってしまいました(笑)

例えば、彼がとある場所で鈍器で殴り殺されていたから、やり直した回では別の場所に連れて行ったら、今度は階段から転げ落ちて死んでしまったり。。。

はたまた、彼を軟禁状態にしてしまえば、死ぬことはないだろう!と思ったら、そのことが原因で別の人が死んでしまったり。。。

まぁ「ちょっとしたこと」がきっかけで他人の人生を左右してしまうことってきっとあるんだろうなってのは感じるんですが…

そのことがきっかけで起こりうる事象ががらっと変わってきてしまうと思うとなかなか不思議ですよねー。

自分のとった些細な行動もどこかで誰かに影響を与えてるのかなーとちょっと考えてしまいました。

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☆ベストな結末とはなにか
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あと、考えさせられたのはこれ。

ベストな結末とはなにか。

当然、彼女は彼を助けるために、「未来を変え」てしまうわけなんですが…

何が「ベスト」な結末なのか…っていうのはなかなか考えてみると難しいんですよね。

例えば、『片思いの彼』が助かる代わりに『自分の友人』が犠牲になってしまうとしたらどうするかとか。

たとえ彼が助かったとしても、別の誰かが犠牲になる結末を自分が選択しないといけなくなったら、それはそれでかなりつらいですよね。。。

最終的に彼女が選んだのはどれだったのかは、読んでみてくださいとしておきますが...

なかなか奥が深くて面白い作品でした。やっぱり喜多喜久さんいいです!


タイムスリップモノが苦手じゃなければオススメなのでぜひ読んでみてください(^^)


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本 【喜多 喜久】 | comments(0) | -

読書記録「タモリ論(樋口毅宏)」

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 【感想】
何やら話題になってるらしきタモリ論。ちょっと気になったので読んでみました。

感想は…あんまり深く掘り下げて論じてるわけじゃなく、著者の観点からタモリってすげーんだぜ!的な感じで書かれていて、かなり中身が無いような本だったのが残念でした。。。

あと、タモリは神だぜー!的なノリで書いてるのは別に構わないんですが...

他のタレントを下に見る感じで書かれてるのはなかなか読んでて不快になりますね。。。

僕は別にたけしファンってわけじゃないですが、たけしのことは結構酷く書かれてるのでファンの方は読まないようがいいかなって思いました(^_^;)

(なんでタモリ論なのにたけしを貶める必要があるのか。。。)


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☆いいともってすごい
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で、そんなこんなで一番なるほど!って思ったのは…

「1時間も見ていたのに、テレビを消した途端、誰が何を喋り、何をやっていたのか、まったく思い出せなくなってしまう」

ってところですかねぇ。

確かに、いいともってそんな不思議な感覚ありますよね。

お昼の時間帯に、真剣に見てるわけではなく、ただぼーっと見てることが多いので、全くと言っていいほど記憶に残らない。

それなのに、お昼の時間帯といえば「いいとも」っていうくらい知名度があって見てる人が多い。

改めて考えると、なんだか不思議な番組だよなーってのを感じました。

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☆タモリってすごい
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あと、感じたのは、タモリはもう30年以上「いいとも」をやっていて、ほとんど欠席したことがないっていうところですかね。

「いいとも」って生番組だから、撮りだめすることができなくて、毎日その時間にはスタジオに行かなきゃいけない。

しかも、「いいとも」は祝日とかは関係なく放送されてるから…

世間一般的には、普通の学生さんとかサラリーマンよりも休んでなかったりするんですよね。。。

しかも「いいとも」の内容は基本的にはあんまり変わってないから、30年以上似たような毎日を送っているわけで…

そんだけやってて気が狂わないタモリってすごい!

っていう意見も確かにその通りだなーって思いました。

(3連休も取れないから旅行にも行けないなんてなかなかつらいですね)
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本 【その他】 | comments(0) | -

読書記録「GO!GO!アリゲーターズ(山本幸久)」

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【あらすじ】
アラサーでバツイチ、シングルマザーの茜。彼女は、愛する一人息子のため、人生やり直そうと、心機一転野球チームの職員として就職することにしたのであったが、そこで彼女を待ち受けていたのは、球団のマスコットキャラ、アリーちゃんの中に入ることであった。初めは嫌々だったものの、次第にアリーちゃんに愛着心が湧いてきた彼女は、必死でアリーちゃんを演じることにするのであったが…。

【感想】
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☆がんばるお母さん!
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弱小野球チームのマスコットキャラクターの中に入って、ひたすら頑張る、シングルマザーの女性のお話ですね。

最初は、ワニの話!?とちょっと思ってしまったんですが、ちょっと違いました(笑)

ただ、この主人公、すごくパワフルですごいなーって感じでした。

ほんとは、もういい年だから、着ぐるみなんて入りたくなかったんだけど、でもお金は稼がなきゃいけないから、子どものために!と思って頑張っちゃうんですよね。

真夏の炎天下でも暑さにめげず、ファンサービスで子どもと触れ合うときも殴られても蹴られても決してやり返さず、監督にセクハラされても我慢し通す。

つらいことがあっても頑張りつつける彼女が逞しいなーって感じました。


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☆前向きな感じはいい感じ
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あと、こういう「弱小チームが!」っていう設定だと、段々強くなっていって〜ってのが半ばお約束な感じではありますが...

やっぱりそんな王道的な展開は読んでて気持ちいいですね。

最初はどこにも勝てなくて、選手もやる気がなくて、ファンもほとんどいなくて〜な全然ダメダメな弱小球団。

でも、ちょっとしたことからちょっとずつチームの雰囲気が変わってきて、選手もやる気が出てきて、ファンもだんだん増えてきて〜な感じ。

まぁありきたりでうまくいきすぎじゃね?な感じも否めませんが、まぁこれはこれでありかなって思いました。


あと、特撮ヒーロー命!(?)な野球選手が一人いたんですが、その彼が癒し系な感じでなかなか面白かったです。

いい年をして、特撮ヒーローを録画して何回も見返して、セリフまで完璧にマスターしちゃってるんですよね〜。

で、今まで蓄積してきた特撮ヒーローのセリフから、場にあった名言をぱっと出してきてチームの空気を変えてみたり。

意外といいことを言ってたりもするので、特撮ヒーローもなかなか侮れない!?ってな感じでした。

本 【山本 幸久】 | comments(0) | -

映画鑑賞記録「マン・オブ・スティール」

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【あらすじ】
かつて栄華を誇り、今は滅びてしまった惑星クリプトン。そんな場所から、生き延び、地球に送り出された赤子がいた。その赤子はやがて地球で発見され、クラークと名付けられ大事に育てられるのであったが、彼は自分が他の人間とは違うことを知り、悩むのであった...。

【感想】
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☆まさかのSF!?
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ご存知スーパーマンのリメイク版(?)ですかね。

冒頭からいきなり異星人が出てきて、なんだか内輪もめ(?)みたいな闘争を30分くらい繰り広げていて、明らかにSFっぽい雰囲気だったので、

これって「マン・オブ・スティール」?もしかして入る場所間違えた?って思ってしまったんですが…

途中から地球の話になったので安心しました(笑)

ただ、スーパーマンの正体が実は宇宙人だった!っていうのはなんかなかなかな設定ではありますね。

今までのスーパーマンをちゃんと見たわけじゃないので、今までのがどうだったのかはよくわかりませんが…

スーパーマンって実は宇宙人で、宇宙人と戦ってる!っていうイメージはあんまりなかったので、なんかちょっと意外な感じがしました。

(昔からそうだよー!っていう話だったらすみません)

ただ、スーパーマンも宇宙人だとすると…地球人と似すぎですよね(笑)

あんたらなんでそんなにソックリなんだー!ってツッコみたくなりますが…ツッコまないでおくのがいいですかね。


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☆少年時代が…
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あと、スーパーマンの少年時代が結構描かれてたりするんですが…

特殊な能力を持ってしまったが故の宿命というか、悲劇というか、そこら辺が描かれていたのが、ちょっと奥が深いなって感じでした。

やっぱり子供の頃って、他の人と違うってことは、なかなかつらいことではありますよねー。

かといっても、友達が死にそうになってるのに、それを見捨てられるのか!なんていうとそれはそれで、なかなか難しいわけで。

周りに理解してもらえない辛さっていうのが可哀想だなって感じでした。

★★★☆☆

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