映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
<< October 2013 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

スポンサーサイト

ブログランキング・にほんブログ村へ

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | - | -

映画鑑賞記録「陽だまりの彼女」

ブログランキング・にほんブログ村へ

【あらすじ】
彼女もなく、冴えない営業マンをやっていた浩介。そんな彼は、たまたま仕事で訪れていた会社で、10年前同級生だった真緒と偶然再会する。当時の彼女とは比べ物にならないくらいの美人に変わっていた彼女に、浩介は次第に惹かれていくのであったが…。

【感想】
--------------------------------------
☆あまあまなラブストーリー
--------------------------------------
中学時代に別れたっきりの同級生が、美人になって自分の前に現れた!

しかも、彼女は、自分のことをベタ惚れ!

という、男からするとなんとも羨ましい限りのお話です(笑)

展開的にもものすごくあまあまで、見ているこっちまでなんか照れくさくなっちゃいそう!な感じではあるんですが…

恋愛っていいなーって改めて思わせてくれるような、そんな映画でなかなか楽しかったです。


陽だまりで気持よさそうに眠る彼女。

缶コーヒーが熱くてふーふーやってる彼女。

彼を見つけてものすごくうれしそうに近寄ってくる彼女。

目をキラキラさせながら彼のことを見つめてくる彼女。


こういう映画なので、ヒロインが可愛く見えてしまうのも当たり前なのかもしれませんが…

それでも、真緒ちゃん可愛い!って思ってしまうような、そんなシーンが多くてなかなか素敵でした(笑)

こんな態度を取られると、なんか思わず頭をなでなでしてやりたくなっちゃいますね(笑)


--------------------------------------
☆素敵じゃないか
--------------------------------------
あと、この映画、ビーチボーイズの「素敵じゃないか」がテーマソングになっているんですが…

思った以上にこの映画にマッチしていて、ほんと「素敵じゃないか」って感じでした。

ここぞ!っていうときにこのテーマソングが流れまくるんですよねぇ。

フンフフンフ、フンフフンフ、フンフフンフ、フンフフンフ〜♪って。

ビーチボーイズ、名前だけは知ってたんですが、思った以上にいい曲だなって思いました。


また、エンディングでは原作の越谷オサムさんが訳したバージョンの歌詞が流れてくるんですが…

こちらもなんか作品に合った感じの訳され方で素敵だなって思いました。

テーマソングって割と浮いてたりすることも多いですが、こう作品にマッチしてくれるとなんかうれしくなりますねー。


★★★★☆


JUGEMテーマ:映画
映画(最近) | comments(0) | -

映画鑑賞記録「男子高校生の日常」

ブログランキング・にほんブログ村へ

【感想】
--------------------------------------
☆おバカな高校生活
--------------------------------------
ちょっとおバカな男子高校生の日常(?)を描いた作品ですね。

青春モノが好きなのでちょっと見てみました。

感想は…このおバカなノリについていければ楽しいかなぁ…ってところですかね。

独特な高校生ワールドが炸裂してたので、僕はちょっとついていくのが大変でした(年のせいかな(^_^;))

ただ、くだらないことで盛り上がれる!ってのはなんか楽しそうでいいですよねー。

僕はそんなに高校生活で盛り上がったことがなかったので、そういう面ではちょっとうらやましかったりしましたです(笑)


ちなみに、どんなことをやってたのかというと…

スカートってどんな気分なんだろー!?で、スカートを履いてみたり、

あいつ俺のこと好きなんじゃね!?で妄想してわーわー言ってみたり、

女子が来る!って大騒ぎしてみたり、

でも、いざ女子と話をすることになったら思いっきり固まってしまったり。


見てて若いな…って思ってしまったのが…うう、やっぱり年のせいでしょうか(^_^;)

--------------------------------------
☆女子怖い。。。
--------------------------------------
で、そんなこんなでおバカな男子だったんですが、女子の方は真逆な意味で怖かったです。

男子の前では、笑顔でニッコリ!って感じなのに、裏では、あいつキモいとか、ありえなーい!みたいな罵詈雑言のオンパレード。

で、表面上は仲よさそうな女子同士でも、あいつって○○だよねー。みたいな感じで、本人がいないところでは悪口三昧。。。

嫌ですね。こういう裏表のある女子って。。。(まぁ女子に限らずですが)

なんだかこんな人達に振り回されてる男子がちょっと可哀想ではありました。



面白かった…のかどうかは正直なところよくわからないのですが、原作のファンの方、出演者のファンの方なら見てもいいのかなって思います。

あ、チームしゃちほこも出演してたので、そっちのファンの方も(笑)


★★★☆☆

映画(最近) | comments(0) | -

読書記録「ローカル線で地域を元気にする方法(鳥塚亮)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
 【感想】
ムーミン列車が走ってるとか、社長が公募で選ばれたとか、運転士になりたい人を募集してたりとか、

千葉県内では割と話題になっているローカル鉄道「いすみ鉄道」の社長さんが書いた本ですね。

全国的知名度はまだまだかと思いますが、僕も一応千葉県人なので読んでみました。

感想は…これといって「ローカル線で地域を元気にする方法」は書かれてないかなぁって印象でした(^_^;)

まぁ地元民が読むとなるほどなぁって感じのところもところどころあったりはするんですが…

これが他のところでも通用するかというと、なんともいやはや(^_^;)

廃線間近の赤字鉄道会社を救っただけの経営手腕はあるのかもしれませんが、ビジネス本(?)としてはやや物足りなさが残る一冊でした。


以下印象的だった部分の感想を書いておきます。
--------------------------------------
☆いすみ鉄道は「乗らなくてもよい」鉄道です
--------------------------------------
要は、車で来てもいいから、お土産を買っていってね〜!というお話。

まぁ、「ムーミン列車」や「キハ28」が走ってるということで、それを見物に来る人は増えているらしいんですが…

最初は物珍しくて見に来る人はいるかもしれないですが、その後リピーターになるかっていうと、どうなんでしょうね?

都心から日帰りで行ける場所にある昭和の風景ってのもウリらしいですが…うーん、なんだかなぁといった印象。

まぁ、のどかでのんびりした光景が見れるってのは、いいと思うんですけどね。うん。

--------------------------------------
☆空と陸ではこうも違う
--------------------------------------
飛行機では乗客は名前で読んでくれて特別扱いしてくれるのに、電車にはそれがない、というお話。

確かに、電車の場合だとチケットを買ったとしても、「○○様、いつもありがとうございます。」みたいな挨拶はないですよね(^_^;)

いすみ鉄道では、そういうおもてなしができるようにしよう!っていうことみたいです。

まぁ乗客が少ないからこそできることなんだとは思いますが…

何度も乗ってくれてるお客さんとは車掌さんも顔なじみになってるから、自然と「いつもありがとうございます」みたいな対応が出来て、自然と親しくなったり、

客側も「いつもの人たちに会いに来る」みたいな感じになっていってる…んだとか。

まぁ確かに顔を覚えていてくれて、居心地が良かったら、また来ようかなって気にもなったりしますかね。

アットホームな電車。そういうのもなんかいいなとちょっと思いました。

(イベント列車をやってるので、それには常連さんがいるらしいです)
JUGEMテーマ:読書
本 【ビジネス・健康系】 | comments(0) | -

読書記録「人造人間キカイダー(松岡圭祐)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
 【あらすじ】
ロボットの開発技術が進歩した近未来。女子大生のミツコは、いつものように平凡な大学生活を送っていたのであったが、ある日を境に、彼女の周りでは不審な人物がうろつき始めた。どうやら、天才的な科学者である光明寺の娘であるミツコを狙っているらしい。何がなんだかわからないミツコは、突如現れ、彼女のことを救ってくれたジローと共に逃げることにしたのであったが…。

【感想】
--------------------------------------
☆キカイダーのノベライズ
--------------------------------------
石ノ森章太郎先生の名作のノベライズ本らしいです。

原作を読んだことないのですが、ちょっと興味本位で読んでみました。

感想は…馴染みがない分だけちょっと読みにくかったかなぁって印象です。

映画化もされるらしいので、世界観は現代風にアレンジされていて(?)悪くはないかと思うんですが…

展開的に割と王道というかベタなので、イマイチ作品にのめり込めなかったような気がします(^_^;)

まぁ僕はファンじゃないのでファンの方が読んだらどう思うのか…がちょっと気になりました。

--------------------------------------
☆恋する相手は人造人間!
--------------------------------------
あとは、こういう作品の見どころは、ヒーローが悪と戦う!ってところかと思うんですが…

個人的には、ヒロインの女の子が恋をした相手が人造人間だった!ってところがなかなか面白かったです。

個性的なイケメンで、自分がピンチになったらいつでも駆けつけてくれて、自分のことを守ってくれる素敵な人☆

…だと思ってたのに、実はその男性は人じゃなかった!という衝撃的な事実!

でもでも、自分は既に彼に恋をしてしまっていて、この自分の気持ちは一体どうしたらいいの!?みたいな感じで。


まぁ現実的に考えたら人造人間と付き合ってもあんまりメリットはないのかなと思いますが

(いや、むしろ理想的な相手である人造人間の方がいいのかな?(笑))

初めは人間だと思って付き合ってたら人造人間だった!ってのはなかなかショックではありそうですね。


強くてかっこ良くて、理想的な王子様な人造人間。

女性のみなさまだったら、こういう人(?)を彼氏にするのはありですか?(笑)

JUGEMテーマ:読書
本 【その他】 | comments(0) | -

読書記録「戦力外捜査官 姫デカ 海月千波(似鳥鶏)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
 【あらすじ】
警視庁捜査一課に新たに配属された海月千波。一見、女子高生に見間違える程の幼い容姿の持ち主の彼女は、一課のエース刑事である設楽恭介とコンビを組んで事件に臨むことになるのであったが、海月は予想以上に捜査能力が低く、足手まといだと判断された彼らは戦力外通告を受けてしまうのであった…。

【感想】
--------------------------------------
☆ドジっ娘警部現る!
--------------------------------------
はたから見ると女子高生のように見えてしまう美少女(?)警部と、エース刑事のコンビが送るドタバタ(?)ミステリですかね。

まぁ表紙からしてラノベ調ではあるので、読者は明らかに本格的な事件捜査を読みたくてこの本を手に取るってことはないかと思いますが…

ミステリとして面白かったかどうかはとりあえず脇に置いておいて、ハチャメチャなドジっぷりを炸裂してくれた姫デカがなかなかユニークで良かったです。


見知らぬ土地にくれば迷子になり…

一人で行動すれば見知らぬ少年たちに絡まれ…

捜査会議に出席すれば何故かさるかに合戦のお話を始め…

木があれば登って挙句の果てに降りられなくなる!


まさしく奇想天外なことを次から次へと繰り広げる姫デカがアホっぽくてよかったです。

側にいたら間違いなくどつきたくなるキャラだとは思いますが...

見てる分には(読んでる分には)アホならアホなだけ面白くていいですね。

読み応えがあるかって言われると疑問ですが、ライトな世界観に浸りたければ読んでみるのもいいんじゃないかなって思いました。


--------------------------------------
☆あとがきが…
--------------------------------------
あと、作者の方があとがきで切実な願い(?)を書かれてたんですが、そこんところもなるほどなーって感じました。

どんなことを書かれていたのかというと…単行本が売れないと文庫化されない!ということ。

そういえば、なかなか文庫化されないなーなんて単行本ってちらほらあるような気がするんですが…

売れないからそのままお蔵入り!なんてことも結構あったりするんですね(^_^;)

そして、単行本が売れない=次の新作も出ない!という事態にも。。。

放っといても勝手に売れていく売れっ子作家さんならともかく、まだあんまり知名度高くないけど、自分はこの人好き!ってな作家さん。

そういう作家さんがいるのなら、やっぱりできるだけ新刊を買ってあげたいなぁと思ってしまいました。

結局のところ、売れないと作家としては食べていけないんですもんねぇ。。。



JUGEMテーマ:読書
本 【似鳥 鶏】 | comments(0) | -

映画鑑賞記録「ゴースト・エージェント/R.I.P.D.」

ブログランキング・にほんブログ村へ

【あらすじ】
突然の相棒の裏切りにより、命を落とすことになってしまった刑事のニック。彼は、その腕を見込まれて、悪霊たちを霊界へと送り届ける組織、R.I.P.Dにスカウトされ、悪霊退治に力を貸すことになってしまうのであったが、その相方として選ばれたのは、ロイという1800年代の保安官だった…。


【感想】
--------------------------------------
☆悪霊退散!
--------------------------------------
ひょんなことから殺されてしまった刑事が、あの世に行く代わりに悪霊退治を命じられるというお話。

悪霊退治のお話なので展開的には割とよくある感じなのかと思いきや…

死んでしまった刑事が別の人間の姿になって悪霊と戦う!ってところがなかなかユニークで良かったです。


殺されてしまった刑事は謎の怪しげな中国人になりすまし、

相棒は謎の美女になりすます。


まぁ中国人の方は特に目立ったところはないんですが…

相方の方は、中身はオッサンなのに見た目が美女!なのでギャップがものすごかったです。

すれ違う男たちはみんな彼女に見とれてしまうのに、中身はオッサンなので、男には非常に冷たくて。

戦闘シーンでは、そんな美女が悪霊に攻撃されて、なんかちょっとセクシーだったりで(笑)


実際はオッサンの姿の方が見えてることが多くて、美女の出番は少なかったりしたんですが、まぁなかなかユニークだなと思った作品でした。

--------------------------------------
☆死んでもこの世にいたいか…
--------------------------------------
あと、気になったのは、死んでも現世にいたいのかーってところですかね。

まぁ急に死んじゃったら、この世に未練もあるだろうし、しばらくはこの世にいたいってのもわからなくもないですが…

妻とか知り合いとかに出会ったとしても、別人の姿をしてるから、急に話しかけても自分だってわかってもらえないし、

主人公みたいなゴーストエージェントならまだしも、悪霊だととにかく醜いんですよねぇ(笑)

知り合いにも相手にしてもらえないし、醜い姿になってしまっているのに、それでもこの世にいたのかなぁ...とちと思ってしまいました(笑)

★★★★☆

映画(最近) | comments(0) | -

読書記録「魔性の子(小野不由美)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
 【あらすじ】
とある高校に教育実習生としてやってきた広瀬。彼は、そこでひとりだけ異質な空気を放つ少年を発見した。決して目立った生徒ではないのだが、周りの彼に対する態度がどことなくおかしいのだ。噂によると、彼は幼い頃に神隠しに遭ったことがあり、それ以来、彼の周りでは不審な事件が繰り返し起こっているのだという。広瀬はそんな噂を半信半疑で聞いていたのであったが…。


【感想】
--------------------------------------
☆祟る子
--------------------------------------
危害を加えると、必ずと言っていいほど祟られるという噂のある少年のお話。

同級生がその子をいじめれば、いじめた子は謎の死を遂げ、

教師がその子をしかれば、その教師も謎の死を遂げ、

その子は呪われているんじゃないかと噂話をすれば、噂した者は謎の怪我をする。

ひとり、またひとりと少年の周りから人が消えていく様は…読んでいてなかなかぞっとしました(^_^;)

本人に復讐の気があって、陰で呪いでもかけているならまだしも、

自分の意思とは関係なく周りで人が死んでいって、自分の周りには誰もいなくなるってのはたまったもんじゃないですね(^_^;)

呪われた子だと敬遠され、家族にも学校にも守ってもらえない少年。

こんなんだったら死にたくなってもおかしくないよなぁと思ってしまいました。

--------------------------------------
☆あのお話の裏側
--------------------------------------
で、そんなこんなな少年の話なんですが…

実は十二国記の「黄昏の岸 暁の天」の裏側の話だっていうのが奥が深いなーって感じました。


十二国記が未読なら、単にホラーめいた少年の話、で済む内容の話ではあるんですが…

十二国記を読んでると、途中で出てくる謎の手とか、謎の犬(?)とか、謎の女の正体が明らかになるんですよね。

少年にまとわりつく祟りの原因は一体なんなのか。とか、

少年が過去に遭遇した神かくしとは一体なんだったのか。とか、

なぜ少年はこんな目に遭わなくてはいけないのか。とか。


それはすべて十二国記の方で明らかになる内容ではあるんですが…

十二国記の「黄昏の岸 暁の天」が出版されるよりかなり前に書かれたこっちで、これだけ緻密にリンクしてるなんて、改めて小野不由美さんってすごいなって感じた作品でした。


十二国記は長そうだからちょっと…という方でも、こちらは日本が舞台のホラー作品なので、ホラーが苦手じゃなければ楽しめると思います。

十二国記の入り口として読んでみるのもありかと思うので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

JUGEMテーマ:読書
本 【小野 不由美】 | comments(0) | -

映画鑑賞記録「人類資金」

ブログランキング・にほんブログ村へ

【あらすじ】
旧日本軍が密かに残したとされるM資金。それをネタに詐欺を働いていた真舟は、ある日、石という青年に、日本国文化振興会という財団に誘われる。そこで、本庄という男と出会った真舟は、50億円の報酬の代わりに、10兆円あるというM資金の奪取を持ちかけられるのであったが…。

【感想】
--------------------------------------
☆むずかしい…
--------------------------------------
旧日本軍が密かに残したとされるM資金と呼ばれる秘密資金を巡るお話。

なんかスケールのでかい話っぽいなぁと思いつつ見てみたんですが…

予想通り、かなりスケールのでかい話ではありました(^_^;)


日本だけでなく、ロシアや国連や東南アジア(?)とめまぐるしく変わる舞台。

そして、その資金を巡って、次々と現れる謎の男たち。

設定が複雑すぎるのか、展開が速すぎるのかはよくわからないんですが…

正直なところ、展開についていくのが大変でした(^_^;)


「世界を変える」みたいなことも言ってたので、なんかすごいことをやろうとしてたらしいんですが…

彼らがやろうとしてたことがそんなにすごいことだったのか、というところもイマイチよくわからず(^_^;)

原作があるらしいので、原作をじっくり読んでから見ればもっと楽しめたのかもしれないなって思いました(^_^;)

これから見ようと思ってる方、要注意です!

--------------------------------------
☆邦画初の国連ロケだとか
--------------------------------------
あと、インパクトに残ったのは、「邦画初の国連ロケ」とか言っている、国連でのシーンですね。

森山未來くんが英語で長〜いスピーチをしちゃってくれてるんですが…

そこのシーンはなかなか迫力があって良かったなって思います。

色んな国のお偉いさん(の役)の方々が集まってる場で、自分たちがやろうとしている大事なことを主張するシーンなんですが…

国連って場所がそうさせるのか、ピリピリとする緊張感が伝わってくるのがなんかいいですね。

喋ってること自体はなんか青臭い感じがしなくはないんですが…森山くんすごいなって感じたシーンでした。


★★★☆☆


JUGEMテーマ:映画
映画(最近) | comments(0) | -

映画鑑賞記録「謝罪の王様」

ブログランキング・にほんブログ村へ

【あらすじ】
トラブルを抱えた者の代わりに謝ることにより、トラブルを解決することを生業とする東京謝罪センターの黒島。彼は、ある日、ヤクザの車に追突し、高額な賠償金を支払うように命じられて困っていた帰国子女の典子と出会うのであったが…。

【感想】
--------------------------------------
☆謝罪の王様
--------------------------------------
何か問題が起こったときの謝罪の方法を伝授する、謝罪のプロのお話。

こんな職業の人が実際にいるのかどうかは知らないですが…

扱ってるテーマとしての「謝罪」はなかなかユニークだなって思いました。

確かに、テレビの謝罪会見とか見てても、人によっては、全然誠意を感じられずに逆にイラッとしちゃうことってありますよね。

謝罪の仕方が素っ気なかったり、文章を棒読みしてるだけだったり、本当は自分が悪いなんてこれっぽっちも思ってなかったりで。

実際に、この「プロ」が伝授した、謝罪の角度が○度だとか、謝罪の時間が○秒だとか、そういう小手先の仕掛けで、誠意が上手く伝わるようになる…

のかどうかはよくわからないですが、なかなかなるほどなって思えたことも多くて面白かったです。


--------------------------------------
☆伏線がすごい
--------------------------------------
あと、各所に散りばめられてる伏線が、すごく凝ってて面白いなーって思いました。

例えば、ある人が、ある場面で発言したさりげないセリフが、実は別の場面のあるシーンとリンクしていたり。

あの人のあの行為、なんかちょっと変だったかな?なんて思ってたら、実はこんな秘密が隠されていたなんて!なことが後々明らかになったり。

こういう、あのときのあれと、今回のこれが繋がっていてーみたいな展開ってすごく好きなので楽しめました。

後半の展開はちょっと話がエスカレートしすぎかなって思えなくもなかったですが、笑えるシーンもたくさんあったし、面白い映画だったなって思いました。


--------------------------------------
☆最後はいらない…
--------------------------------------
ただ、難があるとすれば、ラストのエンディング部分ですかね。。。

唐突にE-girlsとEXILEとVERBALが出てきて、歌って踊りまくるという謎な展開。。。

映画に関係ないPVを延々と見せられてる感じがしてなんかちょっとやなかんじーでした(^_^;)

なんでこんなあくどいコラボレーション許しちゃうんですかねぇ。大人の事情?

せめて、センターで阿部サダヲさんとか井上真央ちゃんが一緒に踊ってたら良かったのかもしれませんが(^_^;)


↓最後酷評しちゃいましたが他は良かったので、★5個で!
★★★★★
JUGEMテーマ:映画
映画(最近) | comments(0) | -

読書記録「小袖日記(柴田よしき)」

ブログランキング・にほんブログ村へ
 【あらすじ】
不倫の末の失恋により、心身ともにボロボロな状態になってしまったあたし。そんなあたしは、ある日、突然の雷に打たれ、意識を失ってしまうのであったが、気がつくとそこは、見知らぬおかめの大群が住む、平安の時代であった・・・。

【感想】
--------------------------------------
☆いざ平安へ!
--------------------------------------
雷に打たれた女性が、気がつくと平安時代のおかめの大群に囲まれていた!というお話。

このあらすじだけ読むと平安時代で繰り広げられるドタバタコメディ!?と思ってしまったんですが…

実際は、平安時代で源氏物語制作秘話を巡るお話〜みたいな感じでなかなかマジメなお話でした。

紫式部が実は一人じゃなかった〜とか、光源氏は誰それがモデルで〜とか。

どれくらい正しい話なのかはわかりませんが、源氏物語に詳しくないので、なかなか勉強になったなーと思った作品でした。

ただ、登場人物が皆さん平安時代の人物で、ナントカの君とか、ナントカの宮とか、そういう名前がたくさん出てくるので、どういう人間関係だったのかがわかりにくくてちょっとツラかったですね(^_^;)

源氏物語に詳しい人が読めば、あ、この人はあの登場人物のモデルだなーってのがわかってニンマリできるのかもしれないですが...

ろくに源氏物語を読んだことがない僕にとってはちょっとハードルが高かった作品かなって思いました。

--------------------------------------
☆意外と知らない平安時代
--------------------------------------
あと、平安時代なだけあって、平安ウンチク話!みたいなネタがいろいろ詰まってるのが印象的でした。

例えば、平安時代の結婚!といえば、通い婚で、結婚しても一緒に暮らさない!とか。

結婚してても女性は男性の住んでる家を訪ねることはないし、ただ、愛する人が自分のもとを訪れてくれるのをひたすら待つだけ。

逢いたくて、逢いたくて、逢いたくて、でも逢えない〜みたいな。

まさしく西野カナの歌詞の世界ですね(笑)


あとは、身分の高い人は宮中に働きに出れないから、落ちぶれた身分の高い人は、お金のある男の人に囲われるしかない〜とか。

確かに、ナントカ天皇の血筋の者が、藤原のナントカさんの下女とかやってたら…やりにくそうではありますよね(^_^;)

お金がない。でも仕事もない。

好きでもない相手に身体を預けて養ってもらわなければ生きていけないなんて、当時の貴族も大変だったんだなーと思ってしまいました。。。



JUGEMテーマ:読書
本 【柴田 よしき】 | comments(0) | -
AMAZON LINK