映画と本の備忘ログ

映画・本・テレビなどの個人的な感想などを載せてます。
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2013/11総括

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 恒例の総括です。
11月に読んだ本は11冊、見た映画は3本でした。
あ、なんか思ったより少ないΣ( ̄ロ ̄lll)
ほんとはもうちょっと読んでたりするんですが挫折本とかが多かったり、
体調悪かったりしたのでそのせいですかね(^_^;)
12月はいよいよ今年の締め!
1年の総括とか今から何気に楽しみです(^^)


以下、オススメ本・映画の紹介です。
[オススメ本]
●サクラ咲く(辻村深月)
⇒中学生向けの青春ノベル。ベタな展開ではあるんですが、それだけに面白かったです。

●鳴くかウグイス 小林家の受験騒動記(不知火恭介)
⇒中学受験のお話。受験って大変だったけど今思えばもっと頑張ればよかったなと思ってしまうお話。

[オススメ映画]
●ルームメイト
⇒意気投合したはずのルームメイトが実は…なお話。スリリングな展開が面白かったです。

●四十九日のレシピ
⇒四十九日を盛大にやろう!というお話。明るい法事もいいなって思えた作品でした。


[読んだ本]
・★★☆☆☆ 迷宮(清水義範
・★★★★☆ 三月の招待状(角田光代)
・★★★★★ サクラ咲く(辻村深月)
・★★★★☆ 心臓と左手 座間味くんの推理(石持浅海)
・★★★★☆ 新人OLつぶれかけの会社をまかされる(佐藤義典)
・★★★★★ 鳴くかウグイス 小林家の受験騒動記(不知火恭介)
・★★★★☆ 晴れた日は図書館へいこう ここから始まる物語(緑川聖司)
・★★★★☆ 佳代のキッチン(原宏一)
・★★★★☆ 新人マーケター乙女侍奮闘記(小関尚樹)
・★★★☆☆ あの日、君とBoys
・★★★★☆ その一言が余計です。(山田敏弘)

[見た映画]
・★★★★★ ルームメイト
・★★★★★ 四十九日のレシピ
・★★★★☆ スティーブ・ジョブズ


[読んでみた洋書(英語多読チャレンジ中:194万語通過)]
ギリギリ年内200万語行けるか。。。

・A to Z Mysteries: The Kidnapped King
・A to Z Mysteries: The Lucky Lottery
・A to Z Mysteries: The Missing Mummy
・A to Z Mysteries: The Ninth Nugget
・Magic Tree House #46: Dogs in the Dead of Night


[見てみたテレビ/動画]
・あまちゃん  ← すっかりハマりました!面白いです。じぇじぇじぇ!
・ミスパイロット ← 相変わらずありえない感じはしますが、前向きな感じが見てていいです!
・リーガル・ハイ  ← こっちも相変わらず突拍子もないこと言ってますが、あのはっちゃけた雰囲気が見ていて楽しくなります。
・負けて、勝つ 戦後を創った男・吉田茂← 終戦直後から政治家は結構ドロドロだったのね。とは思わずにはいられなかった作品。これを見たら今度は戦中の総理の話を見たくなった。。。


[読んでみた漫画]
相変わらず漫画喫茶三昧(笑)教えてもらったオススメもちょっとずつ読んでみてますよー。

●海月姫
⇒オタク女子と女装男子のお話。ハマってしまって最新刊まで読了。

●荒川アンダーザブリッジ
⇒荒川に潜む奇妙な生物のお話。ちょっと展開についていけないかなと思いつつ、停滞中(笑) 

●黒子のバスケ
⇒青春バスケ漫画。巻が進む度に絵が上手くなってるなーと思った。女子に人気ありそうですね。この絵は(笑)

●ハチワンダイバー
⇒将棋漫画。ハチャメチャな展開に先が読めないですねぇ。

●のだめカンタービレ
⇒音大生の日常を描いた作品。まったりとした雰囲気が好きです。でも海外編より日本編の方が好きだったなぁ。久しぶりにドラマ版も見たくなった。

●天才柳沢教授
⇒大学教授の日常を描いた作品。こちらもまったりとした雰囲気が好き。華子ちゃんが好きです(笑)

●賭博破戒録カイジ
⇒命を賭けた博打ゲーム。最初のシリーズは読了。他人との駆け引きゲーム面白いですね。

●となりの関くん
⇒授業中にいろんなことをして遊んでる関くんのお話。大胆な関くんが面白い。

●私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
⇒絵はあんまり好きじゃないんですが、主人公に共感してしまう自分がなんだか(ry

●ハイキュー
⇒バレー漫画。若干設定が黒子に似てる気がしたのは気のせい??


[ブログアクセス数メモ]
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月別お気に入り本・映画 | comments(0) | -

読書記録「迷宮(清水義範)」

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 【あらすじ】
24歳のOLがアパートで殺された。容疑者は合コンで知り合ったとされる大学生の男性。彼は彼女を殺害後、性器を取り出して自宅に持ち帰って冷凍保存していたとされており、その猟奇的事件に世間は大騒ぎになるのであったが…。

【感想】
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☆ストーカー猟奇殺人と。
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合コンで出会った男に付きまとわれて、殺されて、性器を切りだされたという事件のお話。

そんな事件が載った資料を、病院の患者に読ませるところから物語がスタートするんですが…

内容が内容なだけになかなか読んでて重かったですね(^_^;)

殺されてしまった彼女の彼氏のインタビューやら、殺されてしまった彼女の父親のインタビューやら、容疑者の弟のインタビューやら。

まぁ悪いのは犯人であり、彼らは全く悪くはないんですが…

被害者当人をはじめ、その周りにいる人達まで面白おかしく記事にされるってのは、読んでてなんか不愉快にはなりますね。

猟奇的殺人やら謎めいた事件やらは詳細を知りたくなってしまうのが野次馬根性ってやつなのかもしれませんが…

正直なところ、そっとしておいてやれよって感じでした。

関係者の気持ちも考えずに都合のいいように記事を書き立てるマスコミとかはなんかうんざりしますね。。。

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☆帯に注意!
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で、そんなこんなな作品なんですが…

帯の煽り文句がこれまた過激だったのが驚きでした(^_^;)

「すごいすごいすごい!こんなとてつもない一冊が埋もれていた!!!」なんてキャッチコピーなんですもん。

思わず、読んでみたくなっちゃいますよね?ね?ね?

でも、読んでみた感想としては、どこがそんなにすごかったのかってところがイマイチ理解できず。。。

個人的にはあんまり面白いとは思えなかった作品だったので、もしこれを読んでみて面白い!って思った方は、どこが面白かったのかぜひ教えて欲しいなって思いました(^_^;)


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本 【その他】 | comments(0) | -

読書記録「三月の招待状(角田光代)」

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 【感想】
学生の頃から続く、仲良し30代男女5人組を描いた作品ですね。

仲良しとはいえ、結婚して専業主婦をやってる人がいたり、離婚してしまった人がいたり、まだ独身で同棲生活を送ってる人がいたりで、生き方は十人十色な感じではあるんですが…

僕も同世代なだけあって、なんとなーく共感できる部分が多いなって感じてしまいました(笑)

これに登場してくる登場人物たちは、結構みんな自由奔放に生きてる感じがするんですが、心の奥では実は、将来に不安を盛ってたり、友達に嫉妬感を抱いていたりするもんなんですよねー。

で、頭のなかは割と学生時代と変わってなかったりするのに、見た目だけはきっちり年を取っていて、若い人から見ると「ちょっと痛い感じのするおじさん、おばさん」になってしまっていたり。。。

なかなか心にグサッとくるような部分もあったりして、若干心にダメージを受けつつも、なかなか楽しめた作品でした。


以下、印象的だった短編を…と書くとおかしなことになりそうなので、印象的な登場人物について感想を(笑)
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☆坂下由美子
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学生時代から付き合った彼氏と別れてはくっつき、別れてはくっつきを繰り返して結婚した挙句、盛大な「離婚式」まで行って別れてしまった女性のお話。

正直言って、結婚式ならともかく、「離婚式」を行うような人の気持ちは理解不能ではありますが…

長年連れ添った相手に「飽き」てしまって、違う生活をしてみたい!っていうのはなんかわかるなーって感じがしました。

子どもがいる夫婦ならまた話は別なんでしょうけど、子どもがいなかったら、なにか特別なことがない限り、同じような毎日が数十年も続くわけですもんね(^_^;)

いつまでもらぶらぶ〜な関係でいられるならそれはそれでいいことなんでしょうけど、もううんざり!になってしまったらやっぱりツライですよね。。。

飽きてしまった夫と別れて、まだ30代という若いうちに、青春を再謳歌する。

そんな生き方はありなんじゃないかなーと思いました。

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☆澤ノ井正道
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こちらは、坂下由美子の元旦那さんのお話。

離婚してすぐに若い女の子と同棲して…っていうのは正直言ってあんまり褒められたもんではないかと思いますが…

新しくできた彼女では何か違和感を感じてしまうっていうのは、なんかわかる気がしますね。

長年連れ添ったカップルとか夫婦だったりすると、何も言わなくても相手の気持ちがわかったりしますもんね。痒い所に手が届くというかなんというか。

でも、付き合ったばかりのお相手だと、そんなことは望むべくもない。

元カノはこうだったのにこの子は…みたいな感覚、なんかわかります(笑)

長年連れ添ったお相手とのフィット感と、新しい子とのフレッシュ感。結局のところ、どっちがいいんですかね(笑)

と言っても、フレッシュ感は長続きするわけがないので、それを持続するには、次々にお相手をとっかえひっかえするしかないわけですけれども。。。

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☆佐山宇田男
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学生の頃は、モテモテで何をやっても上手く行っちゃってたけれども、今は残念な感じになっちゃってるイケメンくんのお話。

確かに、学生時代ってそういう人っていましたよね。

かっこ良くて、運動神経もよくて、頭も良くて、クラスの人気者!みたいな人。

まぁそういう人も、普通は30も過ぎれば普通の一般人になってたりするもんなんでしょうけど…

逆に、今はそんなオーラはもうどこにも…って感じだったりすると、ちょっと寂しくなったりはしそうですね。。。

(嫌いなやつだったりするとざまみろって感じになるんでしょうけど(笑))

学生時代にちやほやされたからって人生上手く行くとは限らない。

まぁ何が成功で何が失敗なのかは人それぞれでしょうけど、人生って難しいよなーって改めて思いました。


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本 【角田 光代】 | comments(0) | -

読書記録「サクラ咲く(辻村深月)」

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 【感想】
辻村深月さん送る、中学生向けの青春小説ですね。

中学生向けということもあり(?)、表紙がかなりアニメ調で、電車の中で読んでるのがちょっと恥ずかしかったりしたんですが…

これぞ青春小説!と言えるような、爽やかで明るい感じの青春小説になってたので、非常に楽しく読めました。

辻村深月さんの他の作品は、もっと大人向けってのもあって、結構ドロドロした感じのも多かったりするんですが、

これは、こんなにいいやついねーだろ!と思えるくらいにいいやつばっかり出てくるので読んでて清々しい気持ちになれました。

やっぱり重苦しい感じの作品を読むよりは、ストレートに爽やかな小説を読んだ方が精神衛生上はよろしいですね(笑)


以下、印象的だった短編の感想です。
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☆約束の場所、約束の時間
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病気を治すため、未来からタイムマシンに乗って現在にやってきた中学生の男の子のお話。

もちろん、「自分は未来からやってきたんだ!」なんて大っぴらに宣言して回ってたら、アタマのおかしいやつだ!って大事になってしまうので

彼は自分が未来からやってきた!ってことは秘密にしてるわけなんですが…

それは微妙に隠しつつ、現在の中学生と仲良くなっていく〜って感じがなかなか良かったです。

ストーリー的にはよくあるSFモノって感じなので、きっとラストは想像できるんじゃないかなって思うんですが…

こういう王道的なベタなストーリーも結構好きだったりするので、なかなか面白かったっですね。

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☆サクラ咲く
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本が大好きな地味系な女の子が、中学に進学し、クラス役員を引き受けることで変わっていくというお話。

中学デビュー!のころの話なんて、僕にとってはもうはるか昔の出来事なので、当時どんなふうに自分が考えていたかはもう思い出すことすら不可能ではあるんですが…

中学デビューとか、高校デビューとか、自分のイメージを覆すきっかけってのは結構大事だったりしますよね。

今までと同じようなタイプの友達と付き合うのも居心地はいいっちゃいいんだけれども、ちょっと背伸びをして、それとは違ったタイプの人と付き合うことで、新たな世界が見えてきたり。

本が好き!という特徴しかなかった主人公が、ハキハキとした委員長や、優等生の男子生徒と仲良くなってきたり…って感じも読んでてなかなか楽しかったです。

なんかもう一度中学時代に戻りたくなってきちゃいますねー。

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☆世界で一番美しい宝石
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映画同好会のメンバーが、映画を撮りたくて、憧れだった先輩をスカウトするというお話。

これまたけっこうよくありそうな話ではありますが、部活立ちあげ系のお話って結構好きなので楽しめました。

自分は部活系はあんまり積極的じゃなかったので地味ーな毎日を送ってしまっていたんですが…

自分の好きなことに打ち込める学生生活!っていうのもそれはそれで魅力的ですよねー。

スカウトした先輩がなかなか撮影OKしてくれなかったり、なかなか上手くいかないことも多かったりーな展開ではあったんですが、

それも含めて、なんかまったりとした雰囲気がいいなーって思えた作品でした。


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本 【辻村 深月】 | comments(0) | -

読書記録「心臓と左手 座間味くんの推理(石持浅海)」

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 【感想】
ごくごく普通の(?)一般人である座間味くんが難事件の謎を解くシリーズの2作目ですね。

前作は彼自身が事件に巻き込まれてしまったんですが…

今作では、既に解決済み(?)の事件の謎を解き明かす!って展開がなかなかユニークで良かったです。

呑み仲間(?)の刑事さんと、事件について語り明かすんですが…

警察が思っていた事件の真相とは真逆の推理をしちゃうんですよねー。座間味くん(笑)

警察の操作結果と座間味くんの推理結果。

果たしてどちらが事件の真相だったのかはわからないのですが、同じようなヒントを与えられていてもいろんな解釈ができるもんなんだなってのを感じて面白かったです。


以下、印象的だった短編の感想です。
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☆心臓と左手
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とある新興宗教の教祖が亡くなり、後継者をめぐって殺人事件が起こってしまった!というお話。

しかも、その後継者たちは、教祖の心臓や手を食べようとしていたとか。

新興宗教なんてただでさえ胡散臭い存在でなんだかなーって感じではありますが…

もし、こういう殺人事件とか、人肉を食うとかそういう事件が近くで起こっちゃったりしたらと考えるとかなりおぞましい話ではありますね(^_^;)

ちなみに、殺人事件の犯人が誰なのか!ってのはここではそんなに重要なポイントではなかったんですが…

どさくさに紛れて美味しい思いをしているやつがいる!ってのを見事に指摘しちゃう座間味くんが聡明でした。

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☆沖縄心中
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沖縄米軍所属の親日アメリカ人が、沖縄在住の反米住民を誤って殺してしまい、彼女と心中してしまった!というお話。

日本が大好きで、日本人と仲良くしたいのに、誤って日本人を殺してしまったとしたら…

確かになんか苦悩しそうではありそうですよね。

自分のせいでまた沖縄の反米感情が高まってしまう!とか。

でも本当に彼はそんな理由で自殺したのか?ってところを、座間味くんは鋭くツッコんでくるので…

ある意味180度違った推理がユニークで面白かったなって思いました。

人間の気持ちは外側からだけだと見えにくいですねー。

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本 【石持 浅海】 | comments(0) | -

読書記録「新人OLつぶれかけの会社をまかされる(佐藤義典)」

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 【感想】
こちらもマーケティングのビジネス・ライトノベルってやつですね。

つぶれかけのレストランを再建しよう!っていうお話です。

ただ、これ、若干タイトルが偽装詐欺(?)してますね(笑)

「新人OL」って言ってるけど、「転職してきたばかりのOL」って意味だし、「つぶれかけの会社」じゃなくて「つぶれかけのレストラン」だし、

「まかされる」っていいつつも、「再建案を考える」っていう程度ですからね。

なんかタイトルに若干騙されたような気がしなくもないです(笑)

ただ、内容としては、マーケティングの基礎!というか、商売の基礎!がいろいろ学べてよかったなーって思いました。

ビジネスって結構奥が深いですね。


以下、気になった点をメモっておきます。
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☆レストランの存在意義とは
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一番印象的だったのは、「そのレストランの存在意義」はなにかってところですかね。

僕は今まで「レストラン=ご飯を食べるところ」程度の認識しかなかったので、安くておいしいものが食べられればそれでいいのかなぁなんて思ってたりしたんですが、そうとは限らないもんなんですね。

デートをしにそのレストランに来た人は、「おいしくて、雰囲気がいいところ」を求めているだろうし、

飲み会をしに来た人は、「みんなでわいわい騒げるところ」を求めている。

仕事をしに来た人は、「電源の有無」が最重要だったりするし、忙しい人は、「速く食べられるところ」を求めていますしね。

どういう人をターゲットにしているレストランを目指すのか。

よくよく考えると、そういうところって重要なポイントなんだなーってのを改めて感じました。

いくらおいしいお店でも、居酒屋みたいな雰囲気だったらデートには向かないだろうし、仕事をできる雰囲気でもないですよね。なるほどなって感じでした。

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☆強み・差別化
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競合他社に勝つには差別化しないといけないっていうお話。

「手軽軸」「商品軸」「密着軸」の3つがキーポイント。

レストランでいうなら「手軽軸」はマクドナルドとかのファーストフード店。

高級感はないけど、近くにあって、すぐ食べられて、安いのが強み。

「商品軸」は夜景が綺麗に見えるような場所にある高級料理店。

お値段もそれなりにして、毎日行けるような場所ではないけれども、美味しくて雰囲気がいいのが強み。

「密着軸」は近所の馴染みのお店。

味とか値段はそれほどでもないけれども、マスターや女将や常連客と顔なじみで居心地がよかったりするのが強み。


それぞれ、同じ「レストラン」には違いないんですが、確かに軸が違うと「ライバル」って感じではなくなりますね。

「値段」や「味」では大手レストランに打ち勝つにはなかなか簡単ではなさそうですが、「密着軸」で勝負するなら、個人経営のレストランでも勝ち目があるのかなって思えました。



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本 【ビジネス・健康系】 | comments(0) | -

映画鑑賞記録「ルームメイト」

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 【あらすじ】
交通事故で入院したことがきっかけで、仲良くなった派遣社員の春海と麗子。他に頼れる人がいないということもあり、ふたりはルームシェアをして、お互いに協力して生きていくことにしたのであったが、麗子は春海には見せない裏の顔があり、それが徐々に現れてくるのであった…。

【感想】
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☆ルームシェア
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入院中に意気投合したふたりの女性が、ルームシェアを始めるというお話。

...というと、なんだかアットホームなほんわかした展開を期待してしまうのですが…

ほんわか〜な感じではなくて、結構ホラー要素の濃い、ゾクゾクっとした展開がスリリングで面白かったです。

本当に仲のいい友達同士ならまだしも…

知り合ったばかりで、相手の素性もよくわからない状態でのルームシェアってのはやっぱりなんか怖いですよね(^_^;)

相手は実は詐欺師で自分のことを騙そうとしているのかもしれないし…

あるいは、相手は自分の身体を狙っているのかもしれないし…

はたまた、自分の想像もつかないような事情を抱えているのかもしれないし。

第一印象がいくらよくても、一緒に生活してみると、相手の本性というか嫌な面も見えてきたりしてうんざり!ってこともありそうだし

ルームシェアとか同棲とか他人と生活を共にするのはやっぱりなんか怖いなーと思ってしまった作品でした(^_^;)

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☆深キョン怖い。。。
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で、そんなこんななルームシェアを始めるというお話なんですが…

だんだん化けの皮が剥がれてくる深キョンの演技がなかなか怖かったです。。。

普段はいつもニコニコで優しい顔をしているのに、ふとした瞬間に見せる本性(?)はまるで悪魔のよう!

しかも、単なるルームメイトのはずなのに、段々自分に干渉してきて、「今日は○○さんと仲よさそうだったよね。」みたいなセリフまで登場して…

まさしく、ストーカー状態の深キョン…こええΣ( ̄ロ ̄lll)

なんで彼女が自分にこんなにも固執するのかは、物語の重要なキモなので述べませんが…

おぞましい深キョン&怯える北川景子がなかなか好演していてよかったなと思いました(^^)

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☆全体としては…
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最後に、原作を読んだ人はわかるかと思うんですが…

ある意味、よくこの作品を映像化したなーって思いました(^_^;)

原作はだいぶ忘れてしまったので細かい部分は同じだったのかどうかはわからないんですが…

大どんでん返しが起こった後に、前のシーンを振り返ってみると、やや整合性が取れない場面があるような気がするんですよねぇ(^_^;)

まぁ個人的にはかなり面白かったので、細かいところは気にしないことにしておきますが(笑)


★★★★★
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映画鑑賞記録「四十九日のレシピ」

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【あらすじ】
最愛の妻が亡くなってから2週間。良平の前に、突然、イモという妻に世話になったという女性が現れた。彼女が言うには、妻に頼まれて、四十九日の宴会の準備をしたいのだという。丁寧に書き残したレシピも存在することを知った良平は、出戻ってきた娘と共に、四十九日に向けて動き出すことにしたのであったが…

【感想】
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☆ポジティブな四十九日
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自分の四十九日は大宴会を行うこと、という母の遺言を元に、遺された夫と娘が自分の生き方を考えなおす、というお話。

「四十九日」という「死」を扱ったテーマではあるので、ちょっと見てて重くなりそうかなって思っていたんですが…

二階堂ふみさん演じる謎の美少女のイモと、岡田将生くん演じる謎のブラジル人ハルがめっちゃ明るかったので、終始和やかな雰囲気でなんかいいなーと思えた映画でした。

誰かが亡くなって、その悲しみから抜けられないようだと、ほんと、どよーんとした重苦しい空気になってしまうかと思いますが…

遺された人がいつまでもめそめそしてたら、亡くなった人も報われないですもんね。

仲が良かった人やお世話になった人たちが集まって、あなたに会えて良かった!みたいな雰囲気の四十九日。

ちょっと普通ではない四十九日ではありますが、そういう四十九日もなんかいいなーと思えた作品でした。

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☆人生を考える
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それから、「子どもを産まなかった人の人生は余白だらけ」とか、「子どもを産まない娘がいる家庭は気を使わなきゃいけない」みたいなセリフが出てくるんですが…

そこんところもなんかいろいろ考えさせられました。

結婚しないとか結婚できないとか、子どもを作らないとか子どもを作れないとか、離婚をしたとか母親がいないとか、そういう人たちってやっぱり世間的には「普通じゃない」んですかね(^_^;)

そういう生き方してたっていいじゃないか!と個人的には思うんですが…

世間的にはそういう人が周りにいると「腫れ物に触るような扱い」になっちゃうのかなぁなんて考えたり。

自分もそういう「微妙なお年ごろ」に差し掛かってるので、世間的なそういう風潮ってなんかやだなぁと感じてしまいました。。。

ただ、結婚するしない、子どもがいるいないは別として、死ぬ時には「幸せだったなぁ」と思えるような人生の終わり方にはしたいですね(^_^;)

(作品自体は、そういう生き方でもいいんだよ!的なメッセージが込められていたのでそこんところは良かったなって思います)

★★★★★

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読書記録「鳴くかウグイス 小林家の受験騒動記(不知火恭介)」

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 【あらすじ】
夫の転職により給料が激減。長女は高校受験を控え、塾だの試験だので色々お金のかかる時期を迎えた小林家。そんな小林家にさらにお金がかかる事態が発生した。小学生の長男がたまたま受けた中学模試が思った以上に好成績であり、難関私立にも手が届くかもしれないというのだ。家計的には苦しいものの、やる気になっている長男を応援してあげたいと思った主婦の真由美は、暖かく長男を見守ることにしたのであったが…。

【感想】
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☆受験騒動記!
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小学生の長男が模試を受けたことがきっかけで中学受験を目指すことになった、というお話。

僕は中学受験はしたことがないので、中学受験をする子どもの気持ちは味わったことはないんですが…

高校受験と大学受験はしたことがあるので、「受験生の気持ち」を懐かしみながら読んでました。

受験生って、成績上がった下がった云々で結構一喜一憂しちゃったりするんですよねぇ。

あんだけ頑張ったのにこれだけしか上がらなかった!とか、できなかったと思ってたら意外と点数良かった!とか。

僕も意外と成績が良かった時期もあったので、ワクワクしながらテストが返されるのを待ってたことを思い出しました(笑)

ただ、社会人になって何年も経つ今から昔を思い出してみると…

頑張れば頑張った分だけ成果につながる!ってのはなんか羨ましい限りではありますよねー。

社会人になると頑張っても報われないことって多いですし(^_^;)

僕ももっとあの頃真剣に将来のことを考えておけばもっと違った人生が…なんて思ってしまいました(笑)

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☆受験生の家族も大変!
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あと、受験生だった当時は全く気にしたこともなかったですけど、受験生の家族も大変なんだなーってのを感じました。

成績が落ちて、もうだめだー!みたいに落ち込んでるときは励ましてあげなきゃいけないし、試験本番に向けて体調管理もしっかりしてあげなきゃいけない。

そして、さらには、その子がその学校に行けるだけのお金を用意してあげなきゃいけない(笑)

僕も、親は子どもを学校に行かせるのは当たり前〜!みたいな感覚でのほほーんと大学まで出してもらっちゃいましたが…

よくよく考えたら、卒業するまでに何百万円も「投資」してくれてるんですよねぇ。。。

かかった分だけ恩返ししてあげられるような、そんな立派な大人になれたらいいなぁと改めて思いました(^_^;)

↑安月給なので一体何年かかったらそれだけの稼ぎになるのか全く想像つきませんが(笑)


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読書記録「晴れた日は図書館へいこう ここから始まる物語(緑川聖司)」

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 【感想】
本が大好きな女の子が主人公が図書館で繰り広げるミステリ(?)の第二弾ですね。

全作よりも今作の方が作者もノッてきたのか、読みやすくてよかったなって印象でした。

若干、話のネタが本にまつわることから、その周辺に移ってきたような気がしなくもないですが…

相変わらず本好きな人が読んだらニンマリできるような内容なのでなかなか楽しめました。

前作が好きだった方はこちらも楽しめると思うので、よかったら読んでみてください。


以下、印象的だった短編の感想です。
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☆移動するドッグフードの謎
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図書館内に何故かドッグフードが置いてあり、それが何故か毎日移動しているというお話。

この真相自体はあんまり本には関係なくて、ちょっとなんだかなーな感じがしなくもなかったですが…

話の途中で出てくる図書館の裏話(?)がなかなか面白くてよかったなって思いました。

具体的には、図書館の人たちが使っている「犬退治」という隠語のことなんですが…

本の●●●を✕✕することのことをそう呼んでたりするんですね。

普通の一般人が聞いたら動物虐待!?とも取られかねないこの隠語。

なかなかユニークで面白いなって思いました。

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☆空飛ぶ絵本の謎
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風邪で寝込んでしまった主人公が母親に本を借りてきて!と頼むと、わずか5分で借りてきてくれたというお話。

家から図書館まではどんなに急いでも片道5分はかかるのに何故!?

お母さんは空を飛んで本を取りに行ったの!?

…ってな感じの展開がなかなか微笑ましくてよかったです。

これも真相自体は知ってしまえばなるほど!な感じで終わってしまってたいしたことはないんですが、なんかいいな!って思えるようなエピソードでした(^^)

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