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評価:
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TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
¥ 3,772
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【あらすじ】
王妃の館と呼ばれる、最高級ホテル「シャトー・ドゥ・ラレーヌ」。そんなホテルに、日本からのツアー客が泊まることになった。その中のひとりである、作家の北白川右京は、新作のアイディアを探すため、気ままにパリを楽しむことにするのであったが…。
【感想】
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☆設定は面白そうなんだけど…
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有名作家「北白川右京」が、小説のアイディアを求めてパリにやってきた!というお話ですね。
ご存知「相棒シリーズ」の杉下右京役の水谷豊さんが、右京繋がり(?)で北白川右京を演じるという、ちょっとこだわった感じのするこの映画。
やふーの評価が結構低めなので、そんなにつまらないのかな?ちょっと不安を覚えて見てしまったんですが…
見た感じとしては、確かにちょっとびみょー。。。と言わざるを得ない出来栄えでしたね(^_^;)
右京役の水谷豊さんは、濃ゆいキャラクターがなかなか楽しくていい(原作とは違いそうですが…)し、
キャスト陣もなかなか個性派揃いでわちゃわちゃしてる感じがして愉快だったんですが…
物語の随所に割り込んでくる「小説」のシーンがテンポを全てぶった切ってました。。。
まぁ右京さんが書いた小説の世界を表現したかったんだ!というのはわからなくはないんですが…
どこが感動的なのかもよくわからない時代劇を(しかも日本人が演じる中世ヨーロッパを)延々と見せられるのは苦痛ですね。。。
しかも、映画の中ではそれを読んでみんな号泣してるのに、見てるこっちは全然そんな気持ちにならないという。。。
あの作中劇を見て感動して泣いてしまった!という人がいたら申し訳ないですが、僕はちょっとあれはないなーって感じでした。。。
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☆映像はすごい!
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ただ、フランスロケをしてるだけあって、パリの映像はまさしく「美しい!」って感じで見応えたっぷりだったのがよかったですねー。
ルーブル美術館に、ベルサイユ宮殿に、そこに展示されている美術品の数々!
僕は美術系はほんとよくわからないんですが…
なんかすげーな!っていうのはよくわかりました(笑)
見てるとなんか、パリに行ってみたくなる、そんな映画でした。
★★★☆☆